タブレットを使う
これまで使っていたタブレットをPC−CAD Wxで使うには、RS−232Cポートがあるコンピュータが必要です。
NEC PC−9801では、RS−232Cポートは25ピンでしたが、最近のパソコンのRS−232Cポートは9ピンです。25ピンのRS−232Cポートに見えるものはプリンタ用のポートになります。
これまで、ご利用のタブレットをPC−CAD Wxで使うには、タブレットには一切設定などの変更は必要ありません。そのままご利用できます。
タブレットから、コンピュータに繋がるRS−232Cケーブルは特殊な接続のケーブルで、繋がる方向性があります。ケーブルにタブレット側、コンピュータ側の表示がありますので、間違わないでつなげて下さい。一般のストレートやクロスのケーブルでは動作しません。
今までのケーブルを利用して、9ピンのパソコンにつなげるには、RS−232変換用コネクタ(D−sub9ピン・メス⇔D−sub25ピン・メス/ストレート)が必要になります。
これを利用して、これまでのRS−232のタブレットが使えます。
PC−CADが細かな設定をしますので、PC−CADの「初期メニュー」から「8:入出力装置の変更」で、下図のように指定します。今回の設定例ではCOM4を使っていますので、ポート4に設定しました。この設定は、お客様のコンピュータの環境に合わせて下さい。